我が家のクリスマスシーン・・・・
な〜〜んちゃって、嘘っ!!(^^;) これは昨年12月に訪れた横浜山手西洋館の「世界のクリスマス2014」というイベントの会場の一つ、イギリス館の飾りつけです♪ 山手の8つの西洋館それぞれがテーマを決めてクリスマスの飾りつけをするイベントで、 毎年横浜市が主催となり、12月1日から25日まで無料で一般開放されます。 この日は、お友達数人でワイワイお喋りしながら楽しんで来ました♪ 友人の一人が山手111番館でテーブルコーディネイトをお披露目するので、それもお目当てでした♪ 洋館毎に、NYスタイルのクリスマス、スペイン風、パリのアパルトマンのアトリエだったり、フィンランドの森のクリスマス、イタリアのクリスマス・プレゼーピオ、シンガポールのプラナカンスタイル、日本風にデコレーションしたクリスマスアレンジと、様々に趣向を凝らして楽しませてくれます♪ こんなお部屋でアフタヌーンティーがいただけたらステキですよね〜♪ やっぱり英国カントリースタイルは良いわぁ♡ キャメロン・ディアスの映画「ホリディ」に出てくるイギリスの田舎の小さなお家なんて・・・もう愛らしくて溜息でちゃいます♡ 昔の洋館って造りが重厚なんですよね。。。 今の輸入住宅と比べ物になりません。。 たっぷり楽しんだ後は、 夕暮れのアメリカ山公園のクリスマスイルミネーションを通って、久しぶりの横浜元町へ♪ イタリアンのお店「 Salone 2007」でディナーです♪ お友達が予約してくれたこちらのお店、食べログで検索してみたら横浜イタリアンでランキング1位なんですね! これは期待しちゃいます♪ 持ち帰りできるメニューが入った封筒がお皿に乗ってました。 中にはお料理の解説を綺麗なイラストで説明してあるものまで入ってます。 親切ですね! きっと口頭でこれは何かしら?と尋ねられることが多いのかも。。 バーニーズNY横浜店の地下一階にあります。 店内はシックな内装、けっこうな広さがあってゆったり座れるのが良いですね♪ シェフがご挨拶に来てくださいました! まだお若いですね! 店内暗くって、ちょっとピンボケ! 「牛・ポテト・トリュフ」だそう。 定番のアミューズのようです。 「雉・赤海老」 上にマスカルポーネのチーズとロマネスクが乗ってます。 雉のブロードにカモミールとアールグレイの入ったスープを注いで。 確かに香りが良いです♪ 凝ってますね。 お皿の下はレース敷き。 「魚・蛸・蛤」 オレンジ風味でさっぱりと。 「ポルチーニ・栗・マッケロンチーニ」 リコッタチーズを掛けて♪ うん、これは美味し〜い◎ もっと沢山欲しい。。。 こちらのお店はどれもポーション小さめスタイルなのかな? 「鮟鱇・フォアグラ」 マリネした野菜と一緒に蒸してオーブンで焼き色をつけた鮟鱇だそうです。 フォアグラとの相性が抜群かどうか聞かれると・・・どうなんでしょう・・・美味しいことは美味しいんですが。。 「スティンコ・烏賊墨・ファゴッティーニ」 スティンコは豚のスネ肉の事、ファゴティーニは包むという意味だそうです。 烏賊墨と海老のソースを付けて食べると美味しいですね〜♪ もひとつのソースはレタスを炒めてから煮込んだベルタータソース。 「猪・赤すぐり・赤玉葱」 これもほんのちょっと。 猪って珍しいです。。 赤すぐりはゼリー状、赤玉葱はジャムで。 食感の違いを味わうのかしらね。 サルヴァチーズやピスタチオも入ってます。 「鴨・洋梨・ゴルゴンゾーラ」 特別に切れ味良さげなナイフが運ばれました。 右端は鴨のジュのソース。 左端はポレンタゴルゴンゾーラに洋梨です。 と、ここで店内が急に暗くなり、蝋燭の灯ったケーキを先頭にして男性スタッフ一団が登場、私の前までケーキを静々と運んできました! シェフも含め総勢10名近い男性スタッフ(全員間違いなく年下)に囲まれ拍手されて、チョー照れ臭かったわ〜!!(*^^*) お友達からの嬉しいサプライズでした!! プレゼントも有難うね〜♪ とても良い記念になったバースデイでした♡ 「黒ビール・燻製ナッツ・2色のチョコレート」 黒ビールのジェラートやら燻製アーモンドのチュイル、へーゼルナッツタルト、チョコレートのクロッカンテがホワイトチョコのムースの上に散りばめられていました。 最後にコーヒーや紅茶と一緒にプチフールが運ばれて。。 素材のマリアージュが意外性があって面白かったです♪ アイデア豊富なシェフのこれからがますます楽しみですね。 レストルームも拘っています♪ 美しく清潔で・・・ マウスウォッシュ等色々用意されていて、「龍吟」のレストルームを思い出しました◎ ***** 続いては西麻布にあるフレンチのお店「レフェルヴェソンス」です♪ 仏語の意味は発泡、沸騰、興奮、熱狂状態だそう。。 だからお店のプレートの中にも泡がいっぱいなのね! まずはウェイティングルームに通されて。。 やっぱり泡で乾杯しなくっちゃいけませんね! ブラッドオレンジとプレーンの2種類のオリーブだそうです。 グラスにも気泡が入ってます! ベースのお皿にも発泡模様! この夜のメニューのトータルテーマは「願いと光」だそう。 こちらの店のメニューは、横浜「サローネ」の親切なイラスト付きメニュー以上に詳しくて、お皿の上の食材が全てわかる様に書いてあり、さらにサブタイトルまで付いていたりします! お皿毎にその拘りのメニューの内容も読んでみて下さいませ。。 まずは「香箱蟹、人参、オレンジを2口で」 日本酒とオレンジのシャーベットが掛けてあります♪ すっきりと美味しいです♪ 「アップルパイの様に#18〜 猪、棗、南瓜を3口で」 パイの中身がちょっとずつ変わり、今日から18番目なんだそう。 なんだか面白い趣向で色々楽しませてくれそうですね♪(ワクワク) 手で食べてくださいとのこと。 パイ生地の中は猪、棗、南瓜がミックスされていてとても美味しいですね♪ ライ麦パンにバゲットにバターもとっても美味しい◎ 前菜は、 「とっても寒い日〜 鱈の白子のポワレと桜肉のクリュ、長葱のピュレ、芽キャベツ、銀杏、ピモンデスプレット、紫蘇」 ピモンデスプレットとは仏の七味唐辛子の事だそうです。 これも想像のつかない組み合わせ! でも美味しいです♪ 鱈の白子と桜肉を一緒に食べるのは初めてです! 「定点〜 丸ごと火入れした蕪とイタリアンパセリのエミュルション、バスク黒豚のジャンボンセック&ブリオッシュ」 蕪は4時間も低音で火入れしてるんですって。 グリーンのイタリアンパセリのソースがピッタリ合っています♪ 見た目のシンプルな美しさと蕪の滋味深い甘さが際立ちますね〜♪ 「甘鯛をさっと焼いて、里芋のピュレと黒トリュフの香り、カーボロネロ、鱗のクリスプ、百合根、柚子」 カーボロネロとは黒キャベツの事だそうで、上に乗っかてるのがそうですね。 甘鯛の焼き加減がパーフェクトです! 「南の〜 フォワグラのナチュレルと黒ごま、安納芋、コリアンダー、ライム、サザンカンフォート」 サザンカンフォートとは、アメリカのカンパリのようなカクテルをゼリー状にしたものだそうです。 フォワグラの上、真ん中に乗ってるのは安納芋。 甘さは黒ごまと安納芋で、ライムとカクテルのゼリーとコリアンダーでクドさを抑え爽やかで繊細に。。。 生江シェフの味覚のマリアージュ、、、イマジネーションが素晴らしいですね! この後、お口直しに台湾の「金宣烏龍茶」が運ばれ、烏龍茶ってだけでもちょっと驚いたんですが、右と左で温度差のあるお茶だったんです!! 同じお茶なんですが、真ん中にセパレーターを置いて、右は温かいゼリー状、左は冷たいお茶になってるの!! 驚きですよね〜♪ 〆のメインは、 「炎〜 フランス・ヴァンデ産仔鳩の薪ロティとその内臓ジュ、根セロリのピュレ、法蓮草とジロール茸、のこぎり草と野生の胡椒」 「Forge De Laguiole」というブランドのお肉専用のナイフが添えられています。 柄が水牛からできています。 切れ味が小気味良いですね♪ 野生の胡椒はマダカスカル産だそうです。 薪でロティした鳩の皮がパリっと中のお肉はジュワ〜っと柔らかく絶品でした♪ ここでチーズが運ばれ、 仏の柔らかいウォッシュタイプの「モン・ドール」、スイスのチーズ(名前失念しました)、茶臼岳のシェーブルチーズ、「フルムダンベール」のブルーチーズの盛り合わせだそうです。 そして、お野菜生産者さん達のリストと一緒に。。 美しく盛り付けされた時季のお野菜の一皿です♪ この夜は、主人がお祝いしてくれました♪ フレンチの食べログランキング1位のお店なので無理だろうと思っていたら運良く予約が取れたと。。 メルシーです♪ 「熟成和栗のクリームと竹炭プララン、ブールノワゼットのアイスクリーム、黒オリーブ、タカラ牧場の『小さなトム』のムース」 プラランとは、焙煎したナッツ類をカラメル化したプラリネの事。 竹炭で作れるとは思わないですよね〜! 裏側から見るとこんな感じです! 美味しい♪ 「ほのかに焦がした〜 リンゴのキャラメリゼとくろもじのアイスクリーム、ミューズリ」 くろもじって、和菓子なんかに使う楊枝の木ですよね。。 果実を使ってるのかしら、、初めて食べるアイスクリームです! コーヒーと一緒に愛らしいミニャルディーズを♪ 小さな子が喜びそうなお菓子達です♪ 最後にお土産の焼き菓子までいただきました♪ 生江シェフは「アクアパッツァ」から、「ミシェルブロス」のスーシェフ、そしてイギリスの3つ星レストラン「The Fat Duck」のスーシェフまで務めた方だそうです by 青島ディレクトール ミシュラン2015年では、前年より更にランクアップして2つ星を獲得! 今最も勢いのあるフレンチシェフといって良いでしょう! 一皿毎に驚きがあり、繊細で絶妙な味の融合を自在に操る卓越した生江シェフの才能を十分に堪能させていただく事ができました♪ 世の中には絶対音感を持つ人がいると聞きます。。 そして絶対味覚を持つ人がいるとも。。。 次回は、その内の一人かしらと思ったシェフをもう一人ご紹介してみたいです。。。
by jackie-style
| 2015-01-14 16:21
| レストラン
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