Quintessence

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娘の誕生日をカンテサンスでお祝いしました。

こちらはテーブル席での写真撮影は禁止だそうで、残念ながら入口扉と入ってすぐのウェイティングでの写真しか撮れませんでした。
(ネットで見ると写真が出てるので、以前はOKだったのか、もしくは個室だったら構わないのかもしれませんね。)

確かにお食事中の撮影は、まわりのお客様からみても落ち着かないでしょうし、プライバシーの問題もあったり、座席が近い場合は特に配慮しなくちゃなりませんよね。
娘は前々から、食事が運ばれてくる度に、撮影のためのオアズケを余儀なくされていたので、「良かった〜っ!」と喜んでました。(^^;)
仮に撮影OKの場所であっても、エレガントにささっと写すのって難しいな〜と思うこの頃です。(反省)
ま、これで心置きなくお食事に集中できますね◎

ところでこのお店、事前に一つ気にかかっていた事がありました。
それは、予約を取ってくれたカード会社の方から、一週間前に必ずお店にリコンファームを入れて下さいとの指示。
えっ、客の方から電話するの?そんなの今まで聞いた事ないわ〜@@と、ためらいつつもまあ言われた通りにお電話入れてみました。
電話口のスタッフは、当たり前のようにあっさりと予約確認を取っただけ。事務連絡じゃないんだから、もっと感じの良い応対であっても悪くないと思うんですけどね。。。

きっと、小さなお店なのでスタッフの数が足りないのかもしれないし、予約の電話だけでも引っ切り無しにかかってきて忙しいんだろうなとか、少ないテーブル席を当日にドタキャンされては堪らないから、きっちり来てもらえるように客の方から連絡を入れさせるのねとか、それだけの態度を取るというのは、よっぽど料理に自信のある証拠じゃないかしら、、、とかとか、取り合えず良い方に考えておいた訳なんです。

さてさて、テーブルにと案内されました。
右側壁に添って2人席が4つと4人席のテーブルが2つ、部屋中央に2人席が1つ、左側壁に添って4〜6人席の個室が2つ並んでいます。狭いと感じるぎりぎりの所でしょうか。
個室はガラス張りの扉になっていて中が見え、片方のお部屋のお若いグループは既に盛り上がってるようで、賑やかな会話やら笑い声が聞こえていました。そのうち段々嬌声が聞こえてき始めて、すると今まで透明だったガラスがいつのまにかスモークになっちゃってました!(^^;)

あちこちに書いてあって驚かなかったんですが、始めに「カルト・ブラン」というメニューを渡されます。右ページに真っ白なボード。これは、料理はすべてシェフが決めた一つだけのお任せコースのメニューであるという意味。なぜならと、その理由を左側ページに書いてあって、「プロデュイ(素材)」「キュイソン(火の入れ方)」「アセゾネ(味付け)」の3つのプロセスを何より大切に考えてる云々。それをウェイターがまた横で説明して下さるんですが、とにかくいいからお料理お願いねって気持ちかしら、、、。

ワインリストが渡されて、お値段もまともな物はほとんどが2万円以上からという、これも強気の価格設定。
その割には、紙をペラペラ張り合わせただけみたいな装丁で、しかもところどころに横線が引いてあって、在庫が切れたワインも少なからずあるみたい!
ワインは本日の料理にも合うらしい「ジュブレイ・シャンベルタン」ドメインはアルマン・ルソーのものをソムリエに薦めてもらいました。
このワインは◎

お待たせしましたぁ!
最初のアミューズは、椎茸とセップのビスケット。指で摘めるちっちゃな一口サイズ。
なんでも岐阜の椎茸3兄弟ってのがいるらしくて、彼らが拘って作った極上椎茸、その上彼らはとってもイケメンなんだそうです!
ですがお味としては、とびきりな印象はこれといって無し。

次は、トウモロコシのスープとポレンタ。
このスープは、めちゃめちゃ甘くて美味しかったですぅ!
素材そのものが甘いから、水と塩を加えただけだそう。でもそれって、、、料理したことになるんでしょうかしらん!?
美味しいからいいんですけど。
ポレンタは普通。

スープが美味しかったから、次も期待しちゃいますわよね当然。
塩とオリーブ油が主役の山羊乳のバヴァロア。確か百合根とアーモンドのスライスが乗ってたかな。
不味い訳じゃないけど、う〜〜〜〜んとこれって美味しいの???
私達分かり易い料理しか判断できんかも!?!?

いいから次っ!
で、自家製・牛肉の生ハム レンズ豆とセロリ。
あ〜〜〜〜っ、これだ!
うっ、うま〜〜〜〜〜い♡
やっぱ、天才かも!!
食材の取り合わせとソースの味加減は抜群でした。

ハモのブランタード。
ブランダードは本来干しダラと牛乳で作るんですが、タラの代わりにハモを使ったそう。
お味は感激する程ではなく。

次っ!
ノドグロのタルトフランベ。
下にナン(またはピザといってもよいかも)を敷いてあって、上にノドグロとマヨネーズ風なソース?
印象に残ったのは、ナンと魚は合わせてもたいして美味しくないって事だけ。
なんだか評価がジェットコースターみたいに上がったり下がったりでございますわ。(^^;)

さあいよいよ期待しておりました、お魚のメインです!
なにしろ火の通し方が抜群だという評判ですものね。
螺鈿のように焼いたアコウ。確かに皮の方はパリっと焼き上がっているので、身の方が捲れるように反りあがってました。螺鈿というように、身の色が貝の内側のように輝いてはいます。
ですが、最高の焼き加減には到底思えませんでした。だって身が硬かったんですもの。(××)
これなら、ポルトガルの安食堂で食べたイワシの焼き加減の方が上手で、身がそれはジューシーで美味しかったですぅ♪ もちろん魚が違いますけどね。 

アレレのレ?状態で、最後のメインに突入!
榛原牛のロースト。
これは私と娘は食べ切れずに半分は残してしまいました。
もうお腹一杯だったのもありますが、食べ切ってしまいたい程ではなかったともいえますね。
最初にコースの説明を受けた時に、シェフが3時間以上かけて3種類のお肉(牛とホロホロ鶏と何か?)を焼いている途中で、焼き上がった時点で最高のものをお出しするから、最後に何になるか分からないと言ってましたっけ。
確かに、外側から中心にかけての肉の色の微妙な変化を見ることができます。
お腹一杯の最後じゃなくて、最初に持ってきてくれればと言ったら、殴られても仕方ないですわね、アハ。(爆)           

この後、ガビトゥのフォンデュという、パンとチーズのお皿。
西瓜のソルベ。
二度焼いたビスキュイ。
柔らかいキャラメルのギモーブ。
メレンゲのアイスクリーム。
以上のコースでございました。

彗星のように現われた新進気鋭の3つ星シェフ。
その評判にこちらの期待が大きすぎたのでしょうか。。。
素人とお目こぼしいただいて、慎みを外して本音を言わせていただければ、本当にこれで3つ星???よろしいの??と。。。

最後に岸田シェフが現われてご挨拶と記念写真。
ホントにお若い。
キラリと光るずば抜けたセンスをお持ちなのは良く分かりました。
これからもどんどん精進なさって、有無をも言わせぬフレンチの巨匠になっていかれることを望んで止みません。


今回は写真が少なくて申し訳なかったので、最後に、今年我が家の庭に咲いたバラを。
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by jackie-style | 2009-09-16 02:08 | レストラン
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