イギリスの旅-5

ホテルからタクシーに乗って向かった先は、キルバーン駅。

今回借りるアパートは、ネットで探し出し、そこを管理している会社に前金を支払って、後は直接現地でオーナーに賃料を払うというシステムでした。
自分のアパートや住宅を貸したいオーナーがこの会社に登録し、広告や契約の手続きを代行してもらって、代わりに賃料の何パーセントかを会社に支払うというわけです。
この管理会社はヨーロッパ各地の主要都市に物件を持っていて、かなり手広く営業しているようでした。

娘がこれら一連の手続きをしてくれていたのですが、オーナーは丁度イースター休暇で旅行にでかけて留守らしく、管理会社の人か、又はオーナーの知り合いで頼まれた人なのかが、最寄りの駅まで迎えに来てくれる事になっているという話でした。

待ち合わせ場所にだんだん近くなってくると、タクシーの窓から外を眺めている娘が、「この辺りは移民の人達が多いみたい・・・。」と不安そうな表情に変わっています。
確かに、道往く人達も、商店を見ても、黒人やアラブ系インド系の人達が多そうです。

キルバーンの駅に到着、タクシーから大きなトランクを降ろし、たくさんの手荷物を持って、駅の前に降り立ちました。
周囲を見渡してみると、こぎれいな住宅地という感じはどこにも無くて、雑然とした活気のない下町の雰囲気です。
駅そのものも薄暗く汚くて、入り口には警備の人が立っていました。
すぐに迎えの人に会えると思っていたのですが、なかなか来ません!
娘に携帯で連絡してもらうと、今徒歩で駅に向かっていますと・・・。

もう日が傾いてきて、あいにくの小雨も降っていて、かなり肌寒くなってきました。
ふと目の前の坂になってる道路の標識を見た娘が、「あの坂シュートアップヒルって書いてある・・・。」というではないですか。。
それでなくてもだんだん心細くなってきてるのに、この辺りって、撃ち殺しの丘だったりするわけ〜〜?
そういや、「キルバーン」ってのも、焼き殺しって意味じゃなくない??
ひぃ〜〜、ちょっとなんでよりによって今頃気付くかな〜〜〜!!(泣笑い)
アパートの住所じゃわからなかったですもんね・・・。
大丈夫か、私達??

と、向こうから真っ赤な目をしてポロポロ泣いてる、ぼさぼさの髪の女の人が私達に近づいてきます。
なにっ?何〜〜っ??
後ずさりしてる私達に、両手を差し出して、お金の持ち合わせが無くて困ってるからお金をくれっていうのです、泣きながら!!
え〜〜っ、まじでかんべんなんですけど〜〜〜!!
NO!ときっぱり断ると、『ファ○ッ○ユー!!』って、もうこっちが泣きそうですから・・・。
重たいスーツケースをごろごろ転がして、彼女から逃げようとすると、まだ両手差し出して追いかけてきます!!
駅前の大きな柱の回りを、追いかけっこするみたいに3周くらいぐるぐる廻って、やっとどっか別の人のところへ行ってくれました・・・。(T T)

もうお願いだから早く迎えに来てくれっ!!
しばらくすると、娘の携帯が鳴って「今駅に着いたけど、どこ?」と相手が聞いてるようです。「そっちこそ、どこ?」と、やりとりしているうちに相手の爆笑が聞こえてきました!
なんと待ち合わせの駅が間違っていたらしいのです。
本当は「キルバーン・パーク」駅なんですと!!

なんでちゃんと聞いておかなかったのよ〜と、娘とプチ喧嘩です!
「だって、この人の英語全然聞き取れないんだもん!!  絶対イギリス人じゃないから!!  最後に必ずヤーって付けるしさ〜!」と・・・ほんとにヤレヤレです。。

幸い、両駅ともあまり離れていないようで、相手の男性がここまでまた歩いて来てくれる事になりました。
歩いてってのが気になるけど、まあ笑って間違いを許してくれたりして、なんだか人が良さそうで少し安心。

10分程待って、ようやく迎えの人とご対面できました♪
40代位の、本人の話ではアフガニスタン人でパキスタン人らしいです。(苦笑)
確かに凄く分りにくい英語です!
どうも、アフガニスタンで生まれたけど、パキスタンに亡命して、さらにロンドンへ移ってきたらしいのです。
で、明日奥さんをパキスタンからようやく数年ぶりに呼び寄せる事ができるととても嬉しそうでした♪
みるからに優しそうな男性です。

なので、自分の車も持ってないのでしょうね。
荷物もあるので、タクシーで5分位だけど乗ってもかまわないかと聞かれ、もちろんと答えました。
これで、ようやく辿り着けそうです♪







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アパートに到着。
グーグルで見たとおりの外観でした!(当たり前か・・)






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この2階が私達の借りた部屋です♪
表の扉を開けると、中は一階の部屋の玄関ドアが右側にあって、左側に階段。
それを登ると、2つ入り口があって、一つは私達の玄関ドア。もう一つが3階へ続く階段入り口になっているようです。

ネットで見た写真のインテリアが素敵に思えたから決めたこのアパート。
いよいよその部屋に入ります・・・ドキドキ♪

つづく。。
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by jackie-style | 2010-06-01 07:51 | 海外 | Trackback | Comments(0)
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