映画の中の中華料理





食べる事が大好きで映画も大好きな私、ストーリーは曖昧になってしまっても、食事のシーンだけは覚えていたりします。

「かもめ食堂」では、おにぎりがもう美味しそうで美味しそうで、見終わってからすぐ家に戻って自分で作って食べちゃったりもしました。(笑)

今回は中華料理に的を絞り、私の中での名場面をご紹介しますね。


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まず、チャン・イーモウ監督の「初恋のきた道」。名作です!

中国の山奥の農村に、一人の青年が教師として赴任してきます。村には学校さえ無かったので、村人と一緒に学校造りから始めます。チャン・ツィイー演じる村の娘が、一目見た時からこの教師に恋心を抱きます。切なくなるくらい上手いんです、チャン・ツィイーが...。あまりに可憐でいじらしくて...。

で、村の女性達が学校建設の男達にお昼ご飯を用意します。もちろんチャン・ツィイーも教師に食べてもらいたくて一生懸命作ります。といっても貧しい訳ですから、素朴な料理。小麦粉を練って竃で焼いたお焼きのようなもの。それを瀬戸物のどんぶりに、下の方に葱を炒めたようなおかずを入れ上にお焼きを何枚か乗せ、また瀬戸物の蓋を被せ、布で風呂敷のように包んで運びます。このどんぶりに入れるってのがみそで美味しそうなんですわー!
他に包子(パオズ)やらマントウやら餃子やらが持ち寄られ、ずらっとテーブルに並んでるシーンはたまりません。
ちょっとずつ食べさせてみてって思いますから!

チャン・イーモウ監督には敵わないです。
久しぶりに観て、また泣かされてしまいました。


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映画としては、それほど感銘を受けるものではありませんでしたが、衝撃的に圧倒された中華料理を作るシーン。それはアン・リー監督の「恋人たちの食卓」です。

台湾の高級ホテルのシェフだった父親が、成人した3人の娘達のために、いまだに毎週日曜の晩だけは欠かさず料理を作ります。
冒頭のシーンがこの食事の準備から始まります。まず裏庭の鶏をさばき、泳いでる鯉を掬い、大きな中華包丁でバッタバッタと叩き切り、煮えたぎった湯にくぐらせ、煙の出そうな油の中で一気にジャージャーと炒めまくっていきます。
圧巻ですよー!!音も庖丁さばきも何もかも凄い迫力ですから!!匂いまで漂ってきそうですから!!

食卓に並ぶ超豪華な中華料理(台湾料理)の数々。もう溜息ついちゃうくらい美味しそうなんです。
娘達は嬉々として食べると思うでしょう?
ところが、うんざりと食傷気味の様子...まあ何てもったいなー★

3人ともそれぞれに悩みを抱え、男手一つで育ててくれた父親に感謝はしつつも、もう束縛されずに父親の元を離れたがっているんですね。
で、まあいろいろあって、後半、今度はこの父親、知り合いの子供の小学生のために学校のお弁当を作り始めるんですが、またこれが美味しそうなお弁当で...。
と、食に関してだけでも観て損の無い映画でしたわ〜。


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最後は「ジョイ・ラック・クラブ」。これはストーリーも面白かったです。エィミ・タンの原作で有名ですよね。

中国で生まれ、それぞれが苦難の人生を歩み、なんとかアメリカに渡り、サンフランシスコの中国人社会の中で、今はゆったりとマージャン卓を囲む4人の女性。
皆同じ年頃の娘がいて、アメリカ文化の中だけで育ってきた娘達と母親との間にどうしても生まれる摩擦。
壮絶な過去から現在まで、脈々と請け繋がれてゆく中国人女性の逞しさとたおやかさに感動を覚えました。
この移民した中国人の社交クラブ、ジョイ・ラック・クラブの集まりの際に登場してくるのが、やはり美味しそうな中華料理とお茶やお菓子だったりするわけです。

大分前に観たので、もう一度確認しようと思ったら、「ツタヤ」ではもう貸し出されてませんでした。
映像も女優さんたちも美しくて、もう一度観てみたかったな〜。


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ちなみに主人にも聞いてみたら、「宋家の三姉妹」が印象に残ってるそう。
長女は、孔子の子孫の孔家へ嫁ぎ、夫は南京政府の大蔵大臣。
次女は、孫文と結婚。
三女の宋美齢は、蒋介石と結婚。
長女はお金を愛し、次女は権力を愛し、三女は国を愛したという、
名門に生まれ、華麗なる人生を歩んだ、希有なる三姉妹の実話に基づく映画です。

で、この三女と蒋介石が、長〜いテーブルの端と端に座り、美齢の方は西洋料理を、蒋介石は中華料理を象牙の箸で食べていたシーンが忘れられないらしいです。
夫が言うには、蒋介石が食べてたのは、絶対、青椒肉絲に違い無いんですって^^;


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ということで(?)、過日行きました「聘珍楼」とペニンシェラの「ヘイフンテラス」の料理、一気にいっちゃいますぅ!



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前菜はオーソドックスに
蒸し鶏、クラゲ、焼き豚。








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大根とフォアグラ、チンゲンサイに蟹肉入り餡かけ。






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酢豚。






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ネギとチャーシューの汁麺。











↑ここまでが「聘珍楼」。






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前菜の取り合わせは、
蓮根のもち米詰め、金木犀シロップ煮 &
大根のマリネ、山椒醤油風味 &
釜焼きローストダック、広東スタイル。




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鮑入り四川風酸辣スープ。







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蟹肉入りこうら詰めオープン焼きポルトガル風。








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豚挽肉の干し貝柱とクワイ入り合わせ蒸し。









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四川風坦々麺。







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特製杏仁豆腐。



以上が「ヘイフンテラス」。
  
どちらのお料理も美味でございました、謝謝^^v












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by jackie-style | 2009-03-24 00:23 | レストラン | Trackback | Comments(0)
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